台風8号豪雨犠牲の2生徒に卒業証書 兵庫・佐用町(産経新聞)

 昨年8月の台風9号に伴う豪雨災害で犠牲になった兵庫県佐用町の井●(=土の右上に「、」)代わりに卒業証書を受け取る同級生=10日午前、兵庫県佐用町の町立上月中学校(高瀬真由子撮影)美晴さん=当時(15)と養父市の片岡誠也君=当時(14)=が通っていた中学校で10日、それぞれ卒業式があり、2人に卒業証書が贈られた。

 美晴さんが通っていた佐用町上月中では、美晴さんの机が今も教室に残されている。修学旅行などの行事にも同級生が遺影を持って参加するなど、同級生は「一緒に卒業したい」との思いで学校生活を送っていた。

 式には美晴さんの兄、一馬さん(19)ら遺族が遺影を持って出席。仲が良かった同級生2人が壇上にあがり、美晴さんの卒業証書を受け取った。この後、美晴さんがファンだったタレントの上地雄輔さんが参加するグループの曲で、美晴さんも秋の音楽会で歌うために練習した「泣いてもいいですか」を同級生で合唱した。

 一方、養父市立養父中では会場に誠也君の席を設け、遺影と花を供えた。卒業証書授与の際、誠也君の名前が呼ばれ、在籍していた3年1組の生徒全員で返事をした。証書は後日、遺族に渡されるという。

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