<福岡乳児殺害>親族会議で「手かざし」治療決める(毎日新聞)

 衰弱した7カ月の長男を受診させず殺害したとして福岡市の夫妻が逮捕された事件で、夫妻が長男を病院に連れていくか迷いながら、信者である親族との話し合いで、信仰する「手かざし」などで治すことを決めていたことが、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は14日、夫妻が勤務していた宗教法人「新健康協会」(同市東区)を家宅捜索しパソコンなど約300点を押収した。

 捜査関係者によると、逮捕された高月秀雄容疑者(32)と妻邦子容疑者(30)は、アトピー性皮膚炎が悪化し食欲もない長男嘉彦ちゃんを病院に連れて行くか親族を交えて話し合った。その結果、信仰を優先し、新健康協会が「浄霊」と呼ぶ手かざしなどで回復を図ることにしたという。

 手かざしは、夫妻のほかにも信者数人が一緒に行っていた。新健康協会の顧問弁護士は「病院に行かないように強制しておらず、自己判断で病院にかかる人もいる」と、協会と事件との関連を否定している。

 また協会関係者によると、3年ほど前に信者の60代男性が糖尿病にかかったが、病院に行かず死亡したことがあった。その後、協会から職員に「健康管理をしっかりするように」と指示が出たという。この関係者は「自分もけがで手術を受けたことがある。医療行為を最小限にしなさいというのが、協会の考え方」としている。

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