日本人妻ら「あの日を忘れない」 北朝鮮帰還事業50年追悼集会(産経新聞)
日本人妻ら「あの日を忘れない」 北朝鮮帰還事業50年追悼集会(産経新聞)
北朝鮮帰還事業開始から丸50年となった14日、最初の帰還船が出発した新潟港中央埠頭(ふとう)で、北朝鮮で強制収容所に連行されたり、処刑されたりしたとされる1万人を超える犠牲者の霊を慰めようと、「あの日を忘れない 新潟港追悼集会」が開かれた。
脱北した帰還者の日本定住を支援する「移民政策研究所」の坂中英徳代表が、「50年の節目は日本人妻救出の機運を高めるチャンス」と企画。集会には日本人妻1人を含む8人の脱北者も参加。50年前の埠頭は雪で、975人を乗せた帰還船を“マンセー(万歳)、マンセー”のかけ声で2千人が見送ったという。
坂中代表は「日本人妻1831人のうち生存しているのは100人前後。全員帰ってくるまで頑張りたい」と呼びかけた。日本人妻の伯母を亡くした遺族代表の広瀬直子さん(59)は「ご主人が亡くなって伯母が帰りたいと言ってきたが…」と救い出せなかった無念さを涙で語った。
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北朝鮮帰還事業開始から丸50年となった14日、最初の帰還船が出発した新潟港中央埠頭(ふとう)で、北朝鮮で強制収容所に連行されたり、処刑されたりしたとされる1万人を超える犠牲者の霊を慰めようと、「あの日を忘れない 新潟港追悼集会」が開かれた。
脱北した帰還者の日本定住を支援する「移民政策研究所」の坂中英徳代表が、「50年の節目は日本人妻救出の機運を高めるチャンス」と企画。集会には日本人妻1人を含む8人の脱北者も参加。50年前の埠頭は雪で、975人を乗せた帰還船を“マンセー(万歳)、マンセー”のかけ声で2千人が見送ったという。
坂中代表は「日本人妻1831人のうち生存しているのは100人前後。全員帰ってくるまで頑張りたい」と呼びかけた。日本人妻の伯母を亡くした遺族代表の広瀬直子さん(59)は「ご主人が亡くなって伯母が帰りたいと言ってきたが…」と救い出せなかった無念さを涙で語った。
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2009-12-17 20:57
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